DA-2496のサポート状況

そろそろPCを新調したくしばらく前から見積もりを取っていたが、今日付けでIntel Core 2 Quadの価格改定があったので、これを機に新しいマシンを組むことにした。PCの買い替えは実に5年ぶりで、気分は浦島太郎だ。界隈の事情をのみこむのに随分難儀した。相性問題だの何だのと調べど調べど疑問が尽きずちょっとハゲるかと思った。一番悩んだのはOSの選択。XPとVista、それぞれ32bit版と64bit版のどれが良いかソフト・ハード両面様々な角度から比較したが、決め手になったのは現在使っているオーディオインターフェイス EDIROL DA-2496のドライバサポートはXPで終了するというオフィシャルアナウンスによる。今のところ乗り換える予定はさらさらないので選択肢はXPしかなくなってしまった。DA-2496のような古いIFのサポートをいつまでも継続できないRolandの事情は理解するが、このIFを使っている限りVistaに移れないのは残念だ。
DA-2496について少し触れておくと、このオーディオIFは2001年にRolandEDIROLブランドから初めて送り出したハイエンドオーディオIFで、8in/8out、S/PDIF、24bit/96kHzサポートの仕様は国内初という野心的な製品だった。Windows XPUSB2.0対応製品が次世代標準規格となって市場に流通する前の時代であり*1、PCとの接続にはPCIボードを使用する。この年代の製品という事を思えばドライバサポートの終了も止む無しか。だがまだまだ働いてもらうつもりである。

*1:DA-2496とWindows XPの日本発売日は同じ2001/10/25