Cubase自爆スイッチ

最近こまめに暇を見つけてはフリーの VST プラグインを探してトライアルしている。使いたいと思うプラグインは30に1つあるかないかだが、M-Audio Torq のマニュアルに言わせれば、

インターネットに存在する無償のVSTプラグイン等は、その他プロフェッショナルなプラグインでは義務的に行われるテストが通常は行われていません。あいにく、これらの粗悪なプラグインには最も実験的でクリエイティブなプラグインも含まれるため、どうしても使いたくなる場合があるかもしれません。

といったところである。
使う側の人間としては「粗悪」なんてものすごい言葉を使う気にはならないが、確かにフリープラグインには安定性に欠けるものも多い。幸い現在の PC ではマシンパワーの不足によるクラッシュは起きないが、プラグインに起因するエラーが起きた場合、CPU 使用率を占有しないもののエラーダイアログを無限に生成し始めて入力を受け付けなくなる状態に陥り、こうなるとタスクマネージャ等から直接プロセスを Kill しかない。実際このエラーは VST トライアル作業時以外でもまま起こる。その都度タスクマネージャ操作に入るのは面倒なので、いっそのこと Cubase のプロセスを直接終了させるキーコマンドを AutoHotkey で作ってしまう。

#IfWinActive, Cubase Studio 4
; Kill Process
	^!End::
		Process, Close, Cubase Studio 4.exe
	return
#IfWinActive

上記は Cubase Studio 4 の場合。Cubase がアクティヴの時に Ctrl & Alt & End というゲイツコマンドもどきを入れると Cubase のプロセスを殺して強制終了させる。システムで実行されているドングルドライバのプロセス SYNSOPOS.exe は Cubase が終了すれば連鎖的に終了する。
言うまでもないことだが、正規のアプリケーションの終了シーケンスをすっ飛ばして無理やり落とすというえぐいコマンドなので、エラー時以外には使わないこと。