Liveを使ったレコーディング

5時間一切休憩抜きの集中作業。一人でやるより共同作業の方が責任感が数倍高まるため、極度に疲労する。Liveでのレコーディングにはいくつか問題があった。まず、ヴォーカルにエフェクトを通すと音がかなり遅れる。Cueモニターにはエフェクトを切らねばならず、インスピレーションや作業の全体像の把握を妨げる。このためエフェクトを含めてテイクを確認するには録音時とは別のバスセンドを設定しなければならないが、Liveは複数のトラックに対して一度に変更を加えるような作業が行えないため、録りためた十数のヴォーカルトラックのバスセンドをエフェクトバスに変更するのにトラック一つずつに設定しなければならず、大変不便。次に、当初から危惧していたLiveの一覧性の低さはノートPCの解像度の低さと相まってプロジェクトの状態把握に支障をきたすレヴェルであり、このせいでロスした時間は合計で5分を超えていたと思われる。経験の不足、知識の不備、機材の不備、数え上げればキリがないが、レコーディングルーチンを早急に完成させる必要がある。レコーディング機能に特化したDAWソフトウェアがあればよいのだが。