オーディオサンプル数の計算

デジタルオーディオの 1sample は 1msec よりも時間的に小さな尺度となるので、厳密な範囲作業を行う際にサンプルを単位として用いることがある。

オーディオのサンプル数を算出するには以下の公式を用いる。
60/BPM × 4/音価の実数 × サンプリングレート(Hz) = 4分音符のサンプル数 (samples)
例えば、44kHz, 120BPMのオーディオの8分音符のサンプル数を計算する式は
\frac{60}{120}\times\frac{4}{8}\times44100=11025
となる。
オーディオサンプルを計算するソフトには Studio Calculators がある。ディレイタイム計算などエンジニアリングに必要な一通りの計算機能が搭載されている。

ちなみに、ディレイタイムの計算は
60000/BPM = 4分音符の長さ (msec)
と覚えておけば簡単に概算できる。公式は
60/BPM × 4/音価の実数 × 1000 = ディレイタイム (msec)