十月中旬

コカコーラ飲んだらiTunesで曲が当るというのでサイトに行ったら個人情報根こそぎ取られそうになりましたご機嫌よう。締め切り地獄からは脱却。余裕が出たのでいくつか放置していたタスクを実行。

ウェルカム・バック

HDDが吹っ飛んで以来自分の曲は製品化したものか制作中のものしか聴けない状態だった。2004年より前の曲はバックアップがあったがそれ以降がからっきしだった。やはり過去が埋まっていないというのは収まりがどうも悪い。幸いプロジェクトは残っているのでサルベージを実行。ほぼ全て回収できた。それにしてもACIDのレンダリングは遅い。

ACID安定化

サルベージ作業は専らACIDで行ったが特に不具合なく動作していた。少々VSTプラグインを整理したので、やはりVST周りでトラブっていたのだろうか。そういえばこの間デモ用に音源50曲のカッティングをSound Forgeで行った時もまずまず安定していた。

バックアップ

無くなると本気で困るデータはそれぞれ別ドライブに二重にバックアップを取る。ハードディスクも走行距離メーターなど付けるべきだと思うね。

CCCD補完

日本CD史上の汚点として残り続けるであろうCCCD。数々のCDプレイヤーを破壊し、アメリカ辺りなら訴訟の一つも起こっていたに違いない暴れん坊。PCで再生すると専用プレイヤーを自動インストールされてしまう。これがたまらなく嫌なのでCCCDは全て音楽データのみデータ化して聞いている。以前のHDDと一緒に吹っ飛んだCCCD製アルバムをリッピングしなおす。CDドライブのオートランを停止してCCCD挿入後EACでWAV化。……えらい簡単にコピーできてしまうぞ……。まさに泥縄の策。
ところで、CCCDはその腐ったソフト仕様以外にも音が悪いということでミュージシャンから蛇蝎の如く忌み嫌われていたが、具体的にどう音が悪かったのだろうか。手許のCCCDはそう多くないがおやと感じることはある。以下科学的根拠はないのでそのつもりで。僕が感じるのは不自然なステレオ感。逆相を深く混ぜた上に2k〜4kHzを異様にブーストしたような音に聞こえる。通常のミキシングならセンターに配置するような中低音がいきなり左右から入ってびっくりしたり、変な高音のせいで16分打ち以上の連打音のアタックがコームフィルター発生気味のような干渉音になってしまっていて、大変気持ち悪い。好きなアーティストの音源がこれだとなんともやるせない。CCCDでの製盤を嫌いリリースを中止したアーティストがいたが、自分の身で考えてみて、マスターがこんな音に化けてしまうのであれば確かに辛い。もっともそういうマスタリングなのかもしれないので確信をもって断定はできないが。