DAWでSendToを使う

DAWで読み込み可能なファイルに対し、エクスプローラのコンテクストメニューから「送る」でDAWへドロップすると何が起こるのかを実験してみた。以下は既にDAWを起動した状態でWavファイルからSendToを使った結果の一覧。

ソフト 結果 実用性
Cubase プールに読み込む
Live エラー ×
Acid トラックに読み込む
Sonar エラー ×

詳細

Cubase

サンプルをプールに読み込む。エクスプローラからドロップする時はいつも先にオーディオトラックを作成しておいてそこに放り込んでいたので気付かなかったが、トラック以外の場所にドロップすると同じ現象が起こるのだろう。プリレコの編集など沢山のファイルを読み込ませる時はエクスプローラで全選択してからSendToでプールに読み込ませておいて、必要なものを適宜トラックに追加していく……というような使い方をすると便利かもしれない。

Live

ウィンドウが出たり消えたりを繰り返した後「読み込み中にエラーが発生しました。このLiveよりも新しく互換性のないバージョンのLiveで作成された可能性があります。Unknown Compound Stream Type」というエラーメッセージが表示される。どう見てもバグったとしか思えない動作をする、想定外の使用法だった模様。

Acid

サンプルのオーディオトラックを追加する。エクスプローラからドロップするのと同一の動作。引数で読み込み時のサンプルの再生形式をLoop, OneShot, Beatmapperで指定できれば便利なのだけど。サンプル長から自動判別する仕様。手動で変更するのは少し面倒だと常々思うのだが。

Sonar

「このファイルはSonarと互換性がありません」というダイアログが表示される。

今回の結果はそのまま他のソフトとの連携性を示していると言える。CubaseとAcidには引数を使ってアクロバットな使い方をする余地があるかもしれない。